「ふざけんな!」角田裕毅、レッドブル陣営に怒り爆発 緊迫レースで生じた“ヒューマンエラー”を糾弾「とてもイライラする」

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メキース代表は猛省。角田に“謝罪”も…

 もっとも、角田の“批判”をチームは真摯に受け止めている。

 フェルスタッペンの表彰台も逃した決勝後に英衛星放送『Sky Sports』などのインタビューに応じたメキース代表は、「ユウキへピットコールをするのが遅すぎたから、獲得できたはずのポイントが失われてしまった」と戦略ミスを猛省。さらに「メカニックたちは(タイヤ交換の)準備ができていたから、次に同じ事態が起こったときには、必ずうまくやってくれると信じている」と続け、今GPでの角田の走りを好評した。

「我々は予選直前にマシンをアップグレードしたが、予選セッションから新しいマシンコンディションに適応するのは本当に大変なことだ。だから、彼は本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思う。決勝も彼は適切なペースで走っていて、ポイント獲得に向けても良い走りを見せていた。まぁ……なんというか、だからこそ今日の結果は残念ではある」

 不運にもポイント獲得は逃してしまった。それでも角田が、予選からぶっつけ本番で採用された未知数の新型マシンに急速に適応して高速化したのも事実だ。本人もこのベルギーの地で掴んだ手応えはあるはずである。

 今後、さらに新しい部品も投入される予定となっている角田は、どこまで走りを改善させられるのか。そのパフォーマンスが、常勝軍団復活の鍵を握るのは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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