「台無しに」またも周回遅れの最下位…屈辱レース続きの角田裕毅を海外メディアが酷評「一向に改善の兆しが見られない」
迷子のような状態の中で「ドライコンディションではポジティブな収穫がいくつかあったし、今日も序盤はけっこう良かった」と数少ない“光明”を語る角田は、「しかし、今日はタイヤの劣化が非常に激しく何もできなかった。ここ数レースは、同じような状況が続いている」と自身とマシンの課題を打ち明けている。
ポジティブな感触は得ている。しかし、今回の失速によって5戦連続でポイントを喪失し、更迭論がしきりに論じられる崖っぷちの状況に変わりはない。ゆえに海外メディアの評価も実にシビアだ。
オランダのモータースポーツ専門サイト『Racing News365』は、「ユウキ・ツノダはまたもペナルティを受け、新たな挫折を味わった」と屈辱的なレース内容を総括。また、英メディア『GP Blog』は3週連続で角田が課されたタイムペナルティを「レッドブルの悪夢」と表現し、こう論じた。
「ユウキ・ツノダのレッドブルでのパフォーマンスは一向に改善の兆しが見られない。今の彼らは、レース中に何かサプライズが起きない限り、スタート直前の期待とは裏腹に、レースを台無しにしてしまう」
F1はここから3週間の“夏休み”を迎える。厳しい状況に立たされたままの角田は、一部で囁かれる更迭をされるのか。シーズン中に2度のドライバー交代となれば、レッドブルにとっても批判は避けられない“荒療治”となるが……。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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