「99レース、いまだ表彰台なし」ヒュルケンベルグの歓喜の陰で…失意の角田裕毅に海外メディアがエール「運命はツノダに微笑むのだろうか」

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角田はイギリスGPで濡れた地面にも苦しめられた(C)Getty Images

 F1第12戦イギリスGPは、優勝を飾ったランド・ノリス、2位オスカー・ピアストリのマクラーレン勢に続き、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが3位入賞を果たした。決勝レース通算239回出走にして、初めてヒュルケンベルグが表彰台に登るというドラマにより、波乱のレースは多くのファンの記憶に刻まれることとなった。

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 37歳のベテランが自身最高のリザルトを残し歓喜が生まれた余韻は現在も消えておらず、“初表彰台”に纏わる話題が海外メディアで伝えられている。

 モータースポーツサイト『AutoGear』では、今季レッドブルで苦闘が続く角田裕毅を中心に、過去から現在まで100戦前後のキャリアを積みながら表彰台未経験のドライバーを振り返るトピックを配信。タイトルには「ユウキ・ツノダの壮絶な苦闘:F1で99レース、いまだ表彰台なし 彼は本当に勝利できるのか?」と銘打たれている。

 同メディアは、「ヒュルケンベルグは239戦目でついにシルバーストーンの表彰台に立ち、長らく望まなかった不名誉な記録をようやく打ち破った」と今グランプリのリザルトを称賛。一方で、1980年代以降、長いキャリアを積みながら表彰台に届いていないドライバーの名前を列挙しており、「フィリップ・アリオー、ピエルルイジ・マルティニ、ペドロ・ディニス、エイドリアン・スーティル、ユウキ・ツノダといった歴戦のベテランたちは、3位以内という名誉ある成績を手にできていない」などと指摘している。

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