激震の“荒療治”は角田裕毅に何をもたらすか？ 20年来の大物代表の電撃更迭に英メディアが見解「ホーナーはツノダを評価していなかった」
「新たにやってくるメキースは、ツノダの能力に絶大なる信頼を寄せている。レーシングブルズで迎えた今シーズン開幕直後にツノダはメルボルンで予選5位、上海スプリントで6位という好成績を残した。その実績からも相性の良さは明らかだ。チーム内で信頼を得ることは、彼のF1キャリアにとって極めて重要となるだろう」
レーシングブルズ時代の関係性から「メキースはツノダの調子を回復させる手助けとなる可能性がある」とした同メディアは「このフランス人は、ツノダが長年にわたり成長してきたことを知っている。そのことは、誰もが自信を失っている今、レッドブルのドライバーに必要なモチベーションだ」と断言。ホーナー氏の電撃解雇がチーム全体にとっても好影響なのではないかと見通した。
ともすれば、“荒療治”と言える形で、改善を図ったレッドブル。文字通り激動のチーム内で角田はふたたび存在感を示せるか。ここから迎えるサマーブレイク期間中の調整の行方が注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「99レース、いまだ表彰台なし」ヒュルケンベルグの歓喜の陰で…失意の角田裕毅に海外メディアがエール「運命はツノダに微笑むのだろうか」
【関連記事】「なぜ僕だけが遅いのか」――尽きぬ角田裕毅の苦悩 “スランプ”に陥る25歳に突き付けられたシビアな現実「レースに救いがない」
【関連記事】「ユウキは本当に速いんだよ」――俊英ハジャーが角田裕毅に示した敬意 自身の昇格待望論にも意見「何が起きてるか分からない」
1 2
