不振が続く角田裕毅が2025年前半戦での“敗者”に…英専門メディアは巻き返しも絶望視「今季中での挽回は極めて難しい」

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 一方、いまだ勝利の無い名門フェラーリ、チーム代表の辞任やドライバー交代など混乱が続いているアルピーヌとともに、レッドブルでの苦戦が続いている角田が「敗者」として紹介されている。

 同メディアは角田に対し、「今季は、後方集団に沈むことがほとんどで、期待されたようなパフォーマンスを見せられていない」と断言。さらに、「このままでは、シーズン終了後にレッドブルのシートを失う可能性が非常に高く、他チームへの移籍先も多くはないことからシート喪失=F1離脱の危機に直面している」などと論じている。

 また、角田のスキル以外での課題にも言及しており、「成績不振の原因をドライバーに求めるのは簡単だが、セルジオ・ペレスやリアム・ローソンも同様に結果を残せなかったことを考えれば、根本的な問題はマシンのドライバビリティにあるのではないかという疑問が浮かぶ」と指摘。

 その上で同メディアは、「いずれにせよ、これはツノダが夢見てきたようなレッドブルでの冒険とは程遠い。開発の主軸が2026年マシンに移行しつつある状況では、ツノダの今季中での挽回は極めて難しい」と見通している。

 後半戦では各チームとも来季に向けた動きも目立ってくる中で、角田はどのような結果を残して行けるか。まさにここからの一戦一戦は、自身の未来が懸かる正念場のレースとなるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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