際立つ角田裕毅の異質さ レッドブル代表が称えた絶対王者フェルスタッペンに“ならわない姿勢”「ユウキは独自の道を切り開く」
さらに「ユウキは、マックス(・フェルスタッペン)のセットアップを真似しようした他のドライバーたちがやってきたようなことを避けようとしている」と語ったホーナー代表は、エースドライバーとは異なる選択をし続ける角田の姿勢を評価している。
「彼は独自の道を切り開き、自分のスタイルとニーズに最も合ったマシンを模索している。その点で、今週末(モントリオール)は良い進歩を遂げたと思う」
無論、今後も激しい競争は続く。結果を残せなければ、シート交代論も過熱し、角田へのプレッシャーも高まっていくのは間違いない。そうした中でも角田は「プレッシャーはもちろん大きいし、時々それを楽しめていないこともあるけど、それは自分を成長させ、もっと自分の実力を証明するチャンスでもある」と苦境を前向きに捉えている。
あとはポイント獲得で貢献していくだけ――。角田にとって今夏は真価の問われるシーズンとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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