“絶対王者”フェルスタッペンとは「差があまりに大きい」 蘭識者が角田裕毅の現状に苦言「彼は無理をするからミスも起こる」

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 まず、ディマーズ氏は、公式予選での違反について「前方を走る車には接近していたし、あれはセーフティカーのせい(でオーバーテイクを回避できなかったん)だ」と指摘。一定の理解を示しながらも「ただ、あのレッドフラッグ(フリー走行での赤旗中の追い越しによるペナルティ)は彼の責任だ。あんな風に台無しになってしまう。またしても予選トップ10入りを逃したんだ」と糾弾した。

 さらに現役レーサーでもあるコロネル氏は「セルジオ・ペレスのレベルにも及んでいない」と強調。21年から昨季までレッドブルでセカンドドライバーを務めていた男を比較対象にして角田の現状を断じている。

「ペレスはレッドブルでマックス(・フェルスタッペン)に次ぐ最高のドライバーだった。もしも、私が他のチームだったら、すぐに彼に電話すると思う。アルピーヌが密かにやっているようにね。彼は他のドライバーを凌駕し、少なくともマックスを助けられる存在ではあったんだ」

 角田の貢献度の低さを語るコロネル氏は「無理をすれば何かが起こる。彼は無理をするから、ああいうミスも起こる」と強調。これに同調するディマーズ氏も「(角田が)予選後に最高の予選だったと褒められても、自分は11位で、チームメイトはポールポジション争いをしている。その差はあまりにも大きい、信じられないほど大きい」と嘆いた。

 悔しいミスやペナルティが続き、真価を発揮しきれずにいる角田。周囲からの逆風を吹き飛ばすためにも「結果」をコンスタントに残すことを期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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