“結果”が出ない日々に何を思う? 去就問題も揺れる苦境の角田裕毅が語った本音「少しイライラしてました。全く理想的ではない」
強気に闘志を燃やす角田。7月9日に新代表となったローラン・メキース氏の後押しもあり、操作困難とされてきたマシン『RB21』にも新型パーツが導入されるなど、逆襲の機運は高まっている。
実際、レッドブル幹部も再評価する動きは見せ始めている。スペイン紙『AS』の取材に応じたアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は、「端的に言えばユウキにはまだチャンスがある」と断言。かつて「ポイントが取れなさすぎる」と糾弾した角田の改善を語っている。
「現在も彼のパフォーマンスを分析している。したがって肯定的にも、否定的にも、まだ決定は下されていない。だが、ユウキはレース、少なくとも予選で飛躍的な進歩を感じている。これまでと違う雰囲気、違うスタイルが生まれており、それはレッドブルがずっと求めていたものだ」
正念場となる後半戦で、角田はどこまで巻き返せるか。来季の契約延長に至る可能性も含めて、そのドライビングに注目したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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