「彼らはマシンの違いを理解していなかった」角田裕毅の“衝撃証言” レッドブル上層部に心境吐露「考えは全くわからない」
さらに「新しいパッケージが)導入された途端、僕のペースは急激に上昇した。ハンガリーでは、練習走行からマックスとの差は非常に小さくて、それが『ちょっと待って、もしかしたらポテンシャルがあるかもしれない』ということを示していると思う」と続けた角田。一部メディアで去就問題が囁かれる25歳は、レッドブル上層部に対する自身の想いも語っている。
「マルコは、もしかしたら(角田をレーシングブルズに戻すことを)考えているのかもしれない。でも、正直なところ、僕には彼の考えは全くわからない。でも今のところ、彼は僕に結果を出すことを求めていると思う。それは分かっている。だから、マシンのアップグレードされた直近2レースのパフォーマンスは、ある程度評価されていると思う。
ここまでで、彼はかなりサポートしてくれたと思う。でも彼は非常に率直な人でもある。チームのためにここにいるし、可能な限り多くのポイントを獲得したいと考えているんだ。だから、僕は確実に結果を出す必要がある」
アップデートも導入され、環境は変わりつつある。そうした中でマルコ博士が求める“結果”を出すため、そして「レッドブルに留まること」という自身の掲げる最大の目標を果たすためにも、角田はオランダGPから正念場を迎える。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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