「僕らの比較はフェアじゃない」角田裕毅がフェルスタッペンとの“比較論”に本音吐露「同じマシンを手に入れるまで出来ない」

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 今季のレッドブルが採用するマシン『RB21』は操作性が難しく、「じゃじゃ馬」とも揶揄される。そうした中でエースを優遇してきたチーム事情は、フェルスタッペンの“ワンマンチーム”と言われてもおかしくはないものであった。

 もっとも、去る7月27日に決勝を迎えたベルギーGPでは、新代表となったローラン・メキース氏の指示によって、角田のマシンにも新型のフロアパーツが装着された。だが、依然として多くのパーツは最新ではなく、さらに導入されたフロアパーツもフェルスタッペンが使用していた部品と完全同一のスペックではなかったとも伝えられている。

 ゆえに角田も「不公平」と比較を嫌ったのだろう。さらに「(ベルギーGPでも)ポイントを取れなかったのは、全く理想的ではない」と語る日本人ドライバーは、こうも続けている。

「少なくとも僕の方のガレージでは、明確な進歩とペースがあることがエンジニアリングの面で分かっているのは、僕の助けになる」

「同じクルマを手に入れるまでは、僕はただ自分自身のことに集中する。自分が改善すべき点は明確に理解しているし、今は自分のペースで一歩ずつ進んでいる」

 堅実なエンジニアリングで定評を集めるメキース新代表の下で、改善の兆しを見せ始めている角田。「普通に予選をさせてほしい」と漏らしたこともある彼が、絶対的エースと同装備でパフォーマンスをできる日は訪れるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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