FPで堂々の“フェルスタッペン超え”も目標は見失わず…角田裕毅の姿勢に欧州メディアも感心「大胆な解決策も提案している」
「マシンに多くの変更を加える必要があると思う。マックスのマシンからも、そして僕のマシンからもお互いにポジティブな要素を組み合わせながら、問題の根本的な原因を明日の予選までに特定して解決していきたい」
貪欲に結果を追い求める角田の姿勢は、欧州メディアでも高く評価されている。オランダのモータースポーツ専門サイト『Racing News 365』は、先述のコメントを伝えた上で「ツノダは自身のマシンと同僚であるフェルスタッペンのマシンのセットアップを組み合わせることで、“根本的な限界値”を修正できると考えている」と指摘。フェルスタッペン超えを果たした日本人ドライバーの飽くなき考えを、次のように評している。
「好調な金曜日を過ごしたツノダは、自分の車を『これじゃ運転できない』と評して14位に沈んだフェルスタッペンを上回った。しかし、彼はレッドブルに大胆な解決策も提案している。ブダペストでは明らかにペースが遅れたチームが叡智を結集することで、前進できると信じている」
果たして、レッドブルはマシンが抱える問題をどう解決していくのか。角田にとっても上位進出に向け、気の抜けない戦いが続く。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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