担当エンジニアに暴言!? 角田裕毅が発信した“怒りの無線”に海外メディアも仰天!「反応の遅さに怒りを吐き出した」

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 最後のタイムアタックに出ていた角田は、タイムの計測中に突如として中止を決断。陣営が用意したマシンのセッティングがロングラン用であったために、担当レースエンジニアのリチャード・ウッド氏に向け、強い口調で叱咤したのだ。

「アンダーステアがひどくなった。これまでと全然バランスが違う。こんなの馬鹿げてるよ。あと、後ろからクルマが来ているのをちゃんと教えてくれ! もう目を覚ましてくれよ!」

 前戦のベルギーGP決勝でもチーム間のコミュニケーションミスによって、後退を余儀なくされていた。それだけに角田の「もう目を覚ましてくれよ」は強い意志の表れとも感じられた。

 当然ながら日本人ドライバーが見せた怒りの主張は、海外メディアでもフォーカスされている。オランダのF1専門メディア『GP FANS』は、角田とウッド氏のやり取りを切り取り、「レースエンジニアにひどい暴言を浴びせた」と指摘。その言葉を次のように描写している。

「今季のレッドブルのマシン『RB21』と戦い続けたツノダは自分のペースを見つけられないまま、サーキット上で明らかにフラストレーションを溜め込んでいた。そして、陣営の反応の遅さに不満を抱えていた末に無線を通じてついに怒りを吐き出した。ただ、彼自身もレッドブルの抱える問題に対する答えをあまり持っていなかった」

 オーバーテイクが少なく、「退屈」と揶揄されるハンガロリンクにおいて、16番手からのスタートは過酷。ライバルに苦戦するのは必至だが、角田はポイント獲得圏内に食い込めるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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