「ツノダとレッドブルはまたも失敗した」予選16位は残念な結果 メキシコメディアが辛辣批評「もはや持続不可能に見える」
さらに過去のレース内容も振り返り、「レッドブルはツノダが少なくともポイント争いができるよう、全力を尽くしているが、現時点ではその状況はもはや持続不可能に見える」と主張。また他にも、「今回も日本人は結果を出せなかった。ハンガリーGPの予選で再びQ2に進出することができず、理論上は多くの前方の車より優れているはずのマシンを持ちながらも、それを生かすことができなかった」と辛らつな指摘を並べている。
また同メディアは、昨季までレッドブルのステアリングを握っていた自国出身のセルジオ・ペレスの名前を挙げ、「もはや明らかなのは、レッドブルが日に日にチェコ・ペレスの存在を意識せずにはいられなくなっているということだ」と綴っており、「今のレッドブルのセカンドカーの状況は悲惨であり、契約を残しながら解除となったメキシコ人ドライバーなら、少なくとも予選でも決勝でももっと良い結果を確保できていただろう」と皮肉を交え、苦戦が続くチームへの見解を示している。
F1パイロットである以上、成績を残せない中ではあらゆる批評を受け止めなければならない。逆風にさらされ続ける角田は、サマーブレイク前最後のレースで流れを変えることが出来るだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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