「おかしい」“エース優遇”の壁に悩む角田裕毅に元F1戦士が同情 差を生むレッドブルを疑問視「コンマ7秒も差が出るはずがない」
レッドブルで生じる“不平”をF1のレジェンドは嘆く。英衛星放送『Sky Sports』の解説を務めるニコ・ロズベルグ氏は「もう何年も経っているのに、まだユウキはマックスからコンマ7秒以上も遅れをとっている。これはどうやっても説明がつかない」と指摘。両雄のマシンの性能やアップグレード状況に差があると論じた上で、「どうして、いまだユウキがこんなに遅れを取っているんだ。あれだけの組織の中で解決策が見つからないなんておかしい」と嘆いた。
「ユウキは素晴らしいドライバーだ。彼はいかなるレーシングカーだろうと、基本的な運転の仕方は熟知しているはずなんだ。だからこそ今の状態は理解が出来ない。彼のマシンがマックスの乗っているものと100%同じではないと聞いているが、その違いが普通ならコンマ7秒も差が生まれるはずがない。せいぜいコンマ1秒程度なはずなんだ。ああ、かわいそうにな。ユウキには本当に、本当に同情するよ」
フェルスタッペンが優遇される中でも、シビアに結果を求められる角田。彼がそうした逆境をいかにはねのけるかは興味深く見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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