角田裕毅が“同僚”ローソンに求めた「敬意」 無念のポイント喪失となったレースをレッドブル代表が「困難」と評価したワケ

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 そうした中で「不運」とも言えるローソンとのアクシデントに苛まされた今回の角田をチームはどう評価したのか。ローラン・メキース代表は、米メディア『Motor Sport』で「皆さんと同じように、予選ペースとレースペースが、我々が重視している部分だ。とてもシンプルなことだ」と説明。その上で、“愛弟子”である角田の走行内容を次のように評している。

「予選から振り返ると、ユウキにとって良い週末だったと言える。Q1では、マックスとの差はコンマ2秒。しかも、今週末のマックスは、決して遅かったわけではない。(マシンの)スペックに少し差があったとはいえ、Q2でもコンマ2秒台の差だった。Q2では全員が100%の力でプッシュしていたのは間違いない。Q3でこそ、差は少しだけ広がったが、彼がQ3に進出できたのは、素晴らしい結果だった。しかもQ3最後のアタックでは、最初にコースインしたこともプラスには働かなかった」

 一方でフランス人の名伯楽は、角田に対する課題も口にしている。

「ロングランのペースは、クリーンなレースを戦えなかったのが、残念だ。正直に言えば、今日の走りは良いサンプルとは言えない。上位のレースは非常にクリーンで、少なくとも1スティントは、個々のパフォーマンスを読み取ることができる。だが、ユウキに関して何かを得るのは困難だ。ここ数戦の彼は、予選ペースよりも決勝ペースにもっと取り組む必要があると言えるよ」

 次回のアゼルバイジャンGPでは、角田のマシンにも最新型のフロアパーツを導入予定とされている。結果と内容の双方を求められる過酷な立場にある25歳が、チームのサポート受けてどう変わるかに注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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