角田裕毅、崖っぷちの“残留レース” 命運握る2戦に米メディアが警鐘「F1そのものから姿を消す可能性も」
角田はなんとしてもこの2連戦で結果を残さなければならない(C)Getty Images
F1レッドブルの角田裕毅が正念場の2連戦に臨む。
シーズン最終盤に差し掛かっている現在、今週末にアメリカGP、翌週にはメキシコGPが開催される。すでに、レッドブル首脳陣が来季のドライバーラインナップの人選を“10月中”に決断するとの意向を表明していることで、去就が不透明の角田にとっても事実上、アメリカ、メキシコの2レースがチームとの契約延長へ向けた最後のアピールの場となる。
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来季も、角田がマックス・フェルスタッペンのセカンドドライバーとして走るのか。それとも、昇格が有力視されるレーシング・ブルズのアイザック・ハジャーとシート交代となるのか。さらに、レッドブルグループからの離脱の他、F1キャリアが途絶えるといった噂も、現在の角田を取り巻いている。
今月残りの2戦を戦った後で下されるであろうレッドブルチームの決定や、角田の今後について、海外メディアも関心を寄せる。米国スポーツサイト『The Sporting News』が10月14日、角田のトピックを配信しており、「今週末のアメリカGPと来週末のメキシコシティGPが、レッドブルがドライバー決定を下す上で、極めて重要なレースになると見られる」と論じている。
また、日本GPよりレッドブル加入した角田の今季を振り返り、「これまで獲得ポイントはわずか20。夏の間には7戦連続でノーポイントに終わった」などと訴え、「ツノダがチームの信頼をつなぎとめるためには、これ以上の停滞は許されない」と主張。
同メディアは、7月にレッドブルの指揮官交代が行われて以降、ローラン・メキース監督の下では、「ツノダが成長を見せているのも確かだ」と評しながらも、「しかし、週末全体をまとめあげる力や、速さを結果につなげる安定感には欠けている」とも指摘している。






