「マックスは別格」ポイント喪失が続く角田裕毅に逆風! 英解説が“エースとの差”に懐疑論「ユウキは勝てるドライバーではない」

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フェルスタッペンのチームメイトとして、エースを支える立場にある角田。(C)Getty Images

 不本意な週末が続く日本人レーサーに対する逆風は強まっている。

 先週末に開催されたF1第8戦モナコGPでレッドブルの角田裕毅は、予選から納得のいく結果を残せずに低迷。予選では12位のタイムでQ3進出を果せず、5月25日の決勝では、後方集団から抜け出すことができないまま、17位に沈んだ。

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 道幅が狭く、オーバーテイクが極めて困難なモンテカルロ市街地コースにあって、前方を走るチームが全体のペースダウンを図る戦略を採用したことで、レッドブルも苦戦は必至だった。すでに予選で後退を余儀なくされていた角田は、これで3月27日の緊急昇格からの6戦中3レースでポイント喪失。何よりも結果が求められる常勝軍団だけに、その評価は苛烈化してきている。

 第6戦のマイアミGP以来、Q3進出すら果たせていない角田だけに、操作困難とされるマシン「RB21」への適性はもちろん、エースドライバーであるマックス・フェルスタッペンとの相性を疑問視する声すら上がっている。英衛星放送『Sky Sports』の解説者であるデビッド・クロフト氏はモナコでの惨敗を受け、「F1史上最も経験豊富な日本人ドライバーであるユウキには失礼かもしれないが、彼はランド・ノリスではない。彼は腕の良いドライバーだが、まだレースで勝てるドライバーではない」と断じた。

 常勝軍団レッドブルにあって、以前から問われ続けているのは、エースを支えるセカンドドライバー問題。これまで幾人もの名手が、絶対王者でもあるフェルスタッペンとの差を埋められずにシート交代を余儀なくされてきた。

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