再現されたノリスの痛烈皮肉 角田裕毅の「最悪のスタート」が示したエースの“ワンマン化”「プッシュしてくれる仲間がいない」
近年、レッドブルはセカンドドライバーの定着に苦心。今年も開幕3戦でリアム・ローソン(現レーシング・ブルズ)と角田を入れ替える電撃的な人事を慣行するなど、“偉才”フェルスタッペンを安定的に支える相棒探しに奔走している感は否めない。
図抜けた才覚を持つフェルスタッペンの立場をふまえ、ノリスは“ワンマンチーム”と化しているライバルを揶揄したのだろう。
今回のシンガポールGPでも、フェルスタッペンは2位の座を死守。エースとして確かなパフォーマンスを見せつけ、マシン操作に苦戦する角田との“差”を改めて浮き彫りにした。
今季でレッドブルと契約満了を迎える角田は、10月下旬までに去就が決まると見られている。そうした中で、エースとの差が開き続ける現状は芳しいと言えそうにない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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