角田裕毅の「人生で最悪のスタート」が波紋 英メディアが去就問題にシビア意見「状況は悪化の一途を辿っている」
現地メディアでも、角田には厳しい見解が示されている。英メディア『F1 Oversteer』は「ツノダの状況は悪化の一途を辿っており、コンストラクターズランキングでレッドブルを助けるという彼の任務遂行は事実上不可能になった」と断言。ポイント喪失が続く状況を「極めて不透明」と断じた。
また、レッドブル・レーシング専門ポッドキャスト番組『The Inside Track』に出演したマット・マジェンディ記者も「アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)とのシート交代はますます避けられない状況になってきている」と強調。角田の残留にシビアな持論を投げかけている。
「(シンガポールGPでの)スタートは最悪だったが、レース中のペースはとてもいい。これこそが、ツノダに対するレッドブルのフラストレーションの要因の一つだ。ただ、彼はレース中こそ良いペースを見せているが、予選の通過順位や決勝の順位だけを見ると、十分ではない。ツノダが求められる仕事はコンスタントにポイントを取ることだが、彼はそれをできていない」
本人が望む「残留」を果たすためには、もう一つもポイントを落とせないと言っても過言ではない状況だが、果たして角田は挽回できるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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