「全て避けられたこと」角田裕毅、黙ってられず レッドブルの“失態”に突き付ける憤り「どうしてあんなことが起きたんだ」
「ちゃんと知りたいんだ。どうしてあんなことが起きたのか……。だって起きたのは本当に基本的な部分。マシンから完全にウインドウが外れてもいた。小さな問題で済ませられるレベルじゃなくて、競争力を発揮するのは無理な状態だったんだ」
さらに「全て避けられたことだと思っている」と自らの考えを明かす角田は、タイトルを手にした同僚マックス・フェルスタッペンと3.340秒差も生まれた理由を嘆くように続けている。
「本当にどうしようもなかったんだ。セッション中に避けることも改善することもできなかったし、しっかり(原因を)調べる必要がある。あのセッションは、文字どおり無駄にしたようなものだ。少なくとも予選までは、何度も良いパフォーマンスを見せられていたと思う。
FP1からFP3まで、パフォーマンスランではマックスとしっかり争えていたし、僕は何度も彼の前にいたんだ。こういう状況は長いことなかったことだし、彼ら(レッドブル陣営)も見ていなかったはずなんだ。そこはポジティブに受け止めるべきだ。ペースは本当に良かったんだ」
近走で低迷が続いている角田。来季のドライバー構想の発表が、現地時間11月30日に決勝を迎えるカタールGP後と決まった中で、その立場は危ういままだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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