ポイント圏から転落した“命取りの12秒”…し烈なメキシコGPで角田裕毅とレッドブル陣営の間に一体何が起きたのか
もっとも、ミスを犯してしまった陣営は角田に対する評価を改めようとしている。当初は今回のメキシコGP後に来季陣容が下されるはずだったが、それを延期したという。
オランダのモータースポーツ専門メディア『F1 Maximaal』によれば、チームアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は「議論した結果、タイトル争いに完全に集中させるという結論に至った」と告白。そして「ドライバー選考はドーハ(カタール)かアブダビ後に先延ばしにした」と、最低でも現地時間12月1日に決勝を迎えるカタールGPまでの“猶予”が与えられる形となった。
今回のアクシデントは陣営の明らかなミスだった。ゆえにこれを引きずらずに、次戦に切り替えられるか。熾烈な争いに身を投じている角田の真価が問われている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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