来季構想の決断を延期するレッドブルは「過保護すぎる」 元世界王者が角田裕毅の現状を酷評「衰え始めているようにも見える」
「彼はまだマックスに遠く及んでいないんだ。ペースの面でも、獲得ポイントの面でも、ね。そして何よりもマックスのチャンピオンシップ獲得に貢献すらできていない。それに、彼にはもう十分すぎるほどの経験がある。我々は彼の素晴らしい瞬間も目にしてきたが、ここにきて衰え始めているようにも見える」
辛辣な意見を並べたビルヌーブ氏は「何らかの理由で、チームがツノダを過保護に守っているように見える」と指摘。来季構想の明確化を先延ばしにするレッドブル首脳陣の方針も切り捨てている。
「こういう状況になると誰もが『経験が必要』だと言うようになる。だが、本当に必要なのは”良い経験”なんだ。そうじゃないなら20年のF1経験があっても意味はない。優秀でなかったり、貢献できるんだと判断できるパフォーマンスがなければいけないんだ。現時点で十分じゃないと分かっているドライバーを起用し続けるのは、いったいなぜだ」
アピールの機会は確実に減っている。そうした中で角田は淡々と結果で自身の可能性を示す必要がある。そうでなければ、ビルヌーブ氏のような周囲の喧騒は強まる一方となるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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