ナ・リーグMVPの最有力候補が大谷翔平じゃない? 米スポーツ専門局の順位に反発の声も「大きな疑問が残る」
大谷が投手復帰を果たせばMVPは間違いないだろう(C)Getty Images
現地時間5月27日、米スポーツ専門局『ESPN』のブラッドフォード・ドゥーリトル記者は、ナ・リーグMVP最有力候補にカブスの“PCA”ことピート・クロウ=アームストロングを選出。ドジャースの大谷翔平が次点とされたこの順位に対し、米誌『Sports Illustrated』のウェブサイト内で同球団の情報を扱う『Los Angeles Dodgers On SI』が反発している。
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驚異的な俊足と強肩に加え、打撃でも勢いが止まらない23歳のPCAは、31日時点で打率.275、15本塁打、50打点、16盗塁、OPS.866を記録。今回の記事内でbWAR、fWAR、勝利確率、優勝確率など主要な指標を組み合わせ、選手を総合的に評価したドゥーリトル記者からは、「彼の台頭が今季の野球界で最高の物語の一つになっている」と紹介された。
同ランキングを受け、『Los Angeles Dodgers On SI』は、「彼の生産性を踏まえると、確かにシーズン序盤のMVP有力候補かもしれない」とPCAの存在感を認めながらも、「このような高い水準を維持したことがないため、活躍がシーズンを通して続くどうかには、依然として大きな疑問が残る」と分析。パフォーマンスの持続性が懸念点の一つのようだ。






