「ナーバスになっていないと言ったらうそ」去就決まらぬ角田裕毅が“不安”を吐露も…「ベストを尽くすことだけ」

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角田は「自分がコントロールできるのは、ベストを尽くすことだけ」と語った(C)Getty Images

 来季の去就が固まっていないレッドブルの角田裕毅がF1第22戦ラスベガスGPの開幕を前に「ナーバスになっていないと言ったらうそになる」と不安な思いを抱いていることを明かした。

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 当初はメキシコGP後にレッドブルは姉妹チームのレーシングブルズを含めてドライバーラインアップを発表する予定だったが、最終決定は12月初めの最終戦アブダビGPまで先送りとなる可能性が指摘されている。

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンと新たにコンビを組むのはレーシングブルズで今季F1デビューしたアイザック・ハジャーが有力視されており、ハジャーの後任としてレッドブルの育成選手で今季はFIA―F2に参戦するアービッド・リンドブラッドが抜てきされるといわれている。レーシングブルズの残り1枠を角田とリアム・ローソンが争う図式となっている。

 角田はラスベガス、カタール、アブダビの3戦で首脳陣を納得させる結果を残す必要があり、「去年、もしくは2年前と似たような状況なので、正直言って慣れてきた。それがF1の醍醐味だ。次の数レースで何をすべきか分かっている。結局のところ、そういう決断は自分ではコントロールできないもの。自分がコントロールできるのは、最高のパフォーマンスを発揮し、ベストを尽くすことだけ」と冷静に語った。

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