大谷翔平の連続MVPを”阻止”する刺客はいるのか 2026年のライバルを米メディアが予想「王座から引きずり下ろせる可能性があるとすれば」
2人目には、フィリーズのカイル・シュワバーが続く。現在FAとなっていることで、「フィリーズと再契約するか、別のナ・リーグのチームに移籍するかによる」と前置きした上で、「仮に65本塁打を記録すれば可能性はある。現実的ではないが、56本塁打を打った今季を見ると、完全に不可能とも言えない」と論じている。
さらに、「最大のダークホース」として、ナショナルズのジェームズ・ウッドの名前も挙がった。メジャー2年目で34本塁打、94打点をマークした23歳に対し、「後半戦は精彩を欠いたが、調整がうまくいけば飛躍的な成績を残す可能性は十分にある」と分析する。
そして最後は、パイレーツのポール・スキーンズも候補の1人として紹介されている。サイ・ヤング賞受賞の右腕について同メディアは、「投手がMVPを獲得するのは非常に難しいが、可能性があるとすればスキーンズだろう」と指摘し、「今後の伸びしろを考えれば、印象的なシーズンを築き上げることも考えられ、決してありえない話ではない」などと見通している。
トピックでは、「誰がオオタニから王座を奪えるのか」と問いかけ、候補の4人を現時点での対抗馬に位置付けているものの、やはり“二刀流スター”の優位は揺るがないだろう。大谷の5度目の受賞を脅かす、「歴史的な活躍」を繰り広げる選手が現れるのか。来季の大きな見どころの1つとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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