新人王に最も近い男 超即戦力で活躍必至のオールドルーキー「3選手」
【楽天6位 王子・久谷瑠投手(26歳)】
「滋賀の堅田高、大阪大谷大ではほぼ無名の存在でしたが、味噌カツでおなじみの『矢場とん』に入社し、店舗に勤務しながらクラブチーム『矢場とんブースターズ』でプレー。シンデレラストーリーが幕を開けます。才能が目に留まり、今年から企業チームの王子に移籍。すると今夏の都市対抗野球大会で王子の優勝に貢献し、MVPにあたる橋戸賞を受賞。見事にドラフト指名を現実にしたのです。最速151キロのストレートは一級品。気持ちも強いです。すぐに頭角を現すことでしょう」
【ヤクルト7位 ENEOS・飯田琉斗投手(26歳)】
「神奈川の向上高、横浜商大でもプロ注目の右腕でした。ENEOSでもタフネスさを増していましたが、即戦力としてその姿がヤクルトのスカウトの眼に留まりました。187センチ、100キロの大柄な身体が特徴的で、150キロを超すストレートが魅力です。中継ぎの即戦力として1年目からフル稼働が期待されます。今季チーム防御率がリーグワーストの3.59だったというヤクルトのチーム事情もあって、早い段階からチャンスが訪れるのではないでしょうか」
年を重ねた分、グラウンド内外での経験を積み、苦楽を味わっているのもオールドルーキーの武器。どっしりとした活躍に期待しましょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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