第2回現役ドラフト考察 高木豊氏が注目した「大竹のような活躍ができる投手」「1番当たりの球団」とは
高木豊氏
第2回現役ドラフトが12月8日に開催された。同制度は出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する目的に行われたもので、結果は以下の通りとなった。
阪神・漆原大晟投手(オリックス)、広島・内間拓馬投手(楽天)、DeNA・佐々木千隼投手(ロッテ)、巨人・馬場皐輔投手(阪神)ヤクルト・北村拓己内野手(巨人)、中日・梅野雄吾投手(ヤクルト)、オリックス・鈴木博志投手(中日)、ロッテ・愛斗外野手(西武)、ソフトバンク・長谷川威展投手(日本ハム)、楽天・桜井周斗投手(DeNA)、西武・中村祐太投手(広島)、日本ハム・水谷瞬外野手(ソフトバンク)。
【動画】現役ドラフト12選手が決定!!「1番の当たりは…この選手!」第2の大竹・細川になるのは誰だ!?高木豊の見解を語ります!!
また今回の注目はドラフト1位選手が3人含まれていたことにもある。阪神の馬場皐輔投手(2017年度ドラフト1位)、中日の鈴木博志投手(2017年度ドラフト1位)、ロッテの佐々木千隼投手(2016年度ドラフト1位)と3選手がリストアップ。
第2回の現役ドラフトの内容に関しては球界内から様々な考察の声が上がっている。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏はドラフト当日の8日に自身のYouTubeチャンネルを「【速報】現役ドラフト12選手が決定!!『1番の当たりは…この選手!』第2の大竹・細川になるのは誰だ!」のタイトルで更新。
まず、ドラフト1位選手が3人含まれたという今回の現役ドラフトに関しては「ドラフト1位になっているわけだから、その魅力を(他球団が)感じられて、早いうちに指名できる」というメリットがあるなど、各球団の思惑を感じたとした。
さらに「ドラフト1位で入団したけれど、うちでは芽が出なかったけど、他球団で頑張ってくれと愛情を感じられる」と放出した側の気持ちも感じられるドラフトになったと話した。