30発&106打点のゲレーロJr.がBジェイズと45億円で合意 FA前年の契約で“大谷超え”への期待も
そうした中で新たな単年契約を締結したゲレーロJr.。その決断はブルージェイズとの契約延長交渉にも何らかの影響をもたらすと考えられている。ただ現時点でポジティブな見方が大半を占めている。
全米野球記者協会のメンバーでもあるブランドン・ワイル記者は「想定よりも110万ドルも安く、問題回避できた。これはかなり大きな勝利とみなされるべきである」と指摘している。
一方で本人が望んでいるとされる5億ドル以上の長期契約に向けた動きも水面下では動き続けている。元メッツのGMであるジム・デュケット氏は、MLBの公式ラジオ局『MLB Network Radio』の番組内で「ブルージェイズとの交渉は長期戦になるか、破綻するかだ」と断言。「『わかったよ、2年契約で1年だけFA契約を交わそう』という話にはならない。もし成立するとなれば、12年から15年の規模の契約になる」と論じた。
ひとまずブルージェイズとの契約を結んだゲレーロJr.は、この先にどのような決断を下すのか。米球界は大谷翔平がドジャースと締結した10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)の巨額契約を皮切りにメガディールが相次いでいるが、果たして――。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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