「実質トレード?」現役ドラフトでひそかに注目された“相互指名” 巨人26歳、佐渡の怪腕→日本ハム移籍「日ハム行ったらさらに化けそう」
その後、再び育成の時期を経て今季は再び支配下に復帰。7登板で防御率1.80、ファームでは先発としても投げながら、23登板で防御率1.98と結果を残していた。
移籍する日本ハムといえば、新庄剛志監督の選手に応じた育成法も話題。トレードなど含め、移籍後にキャリアハイを更新する選手も多く出ていることで今回の移籍が決まったことにはファンの間からも「日ハム行ったら、さらに化けそう」と本格覚醒を期待する声もある。
一方の巨人が日本ハムから獲得したのは186センチ、103キロと迫力あるボディーを備えたパワー系左腕の松浦だった。21年ドラフト7位入団、高卒4年目シーズンとなる今季は1軍登板なしに終わっていたが、今後の成長が見込まれている。
こちらもチームにとっては長く先発ローテーションを守った助っ人左腕のフォスター・グリフィンが自由契約となり、先発左腕枠をめぐっての争いも注目となりそうだ。
第4回を数える現役ドラフトからはすでに契約更改で1億超えの選手も出てきているとあって、新天地でのそれぞれの選手の伸びしろ、活躍も楽しみにしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「過度なマネーゲームなら流出やむなし」阪神のドクターK自由契約、流出危機も冷静な見方 背景に充実の投手陣 「坂本捕手がいないと今季のようにはいかない」
【関連記事】「正直言って自分の力不足」――阪神・伊原陵人が語った“プロの壁” 見えぬところで丸裸にされた虎の新人に生じていた異変
【関連記事】食事会場でも「見てる」 阪神の歴史的強さを支える捕手・坂本誠志郎が“最強投手陣”から愛される理由「坂本は配球の天才」






