「ポテンシャルはすごいものがある」阪神24歳ロマン砲の現役ドラフト移籍に球界OBの考察「細川に匹敵するぐらいの活躍はできる」

タグ: , , , , 2025/12/10

 その上でロッテが獲得した井上に関しては「持っているポテンシャルはすごいものがある」としながら、「ロッテはのびのびしたチームだから 合うかな」とフィットする可能性が高いとした。
 
 チームには西川史礁、山本大斗といった今後の成長が楽しみな井上と同年代の右の長距離砲も在籍していることで互いに意識を高めながら、成長できることも大きいとした。

 井上は阪神では右の長距離砲として毎年のように1軍定着が期待されながら、プロ6年で通算打率は.189、3本塁打、16打点と伸び悩んだ。一方で2024年8月28日のDeNA戦(横浜)で豪快なプロ初アーチをかけるなど、長打力は非凡なものも感じさせた。 

 そんな井上に関しては高木氏も「常時出してあげないと力を発揮できないタイプ」としながら、「ロッテだとチャンスを与えてあげるかなと思う」と新天地で息を吹き返す可能性もあるとした。

 さらに「細川みたいなパワーはないけど 匹敵するぐらいの活躍はできるポテンシャルはある」とコメント。

 第1回の現役ドラフトでDeNAから中日に移籍。3年連続で20本塁打をマークし、現役ドラフトで移籍した野手では初の1億超えとなった細川成也と匹敵するぐらいの力も、同じ右の長距離砲として期待できるとした。

 動画の最後では井上に関して今回の12選手の中で「1番、興味がある」としながら、「ロッテでチャンスをつかんでほしい」と、球界OBらしく背中を押すことも忘れなかった。

 井上は球団を通じて、「阪神の選手として思うように結果は残せませんでしたが、沢山のファンの方からの温かいご声援、そして初ホームランを打った時のあの声援は今でも忘れられません」と感謝の気持ちを伝えるとともに、ロッテに移籍が決まったことで「心機一転、ラストチャンスだと思って、結果にこだわって頑張ります」と前を向いた。

 巡ってきた機会を活かせるか。意地を見せたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】【現役ドラフト】12球団の移籍選手が判明、阪神ロマン砲・井上広大がロッテへ「初ホームランを打った時のあの声援は今でも忘れられません」

【関連記事】「過度なマネーゲームなら流出やむなし」阪神のドクターK自由契約、流出危機も冷静な見方 背景に充実の投手陣 「坂本捕手がいないと今季のようにはいかない」

【関連記事】「正直言って自分の力不足」――阪神・伊原陵人が語った“プロの壁” 見えぬところで丸裸にされた虎の新人に生じていた異変

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム