「2017年センバツ決勝継投が見たかった」DeNAが8選手に戦力外通告 ファンも無念「竹田と徳山が明暗分かれる形に…」
大卒4年目で戦力外通告を受けたDeNA・徳山壮磨(C)産経新聞社
DeNAは9月30日に三嶋一輝、徳山壮磨、京山将弥に加え、育成の笠谷俊介、草野陽斗、今野瑠斗、蓮、粟飯原龍之介の8選手に対して、2026年シーズンの契約を結ばない旨を通知したことを発表した。
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ファンの失意を特に誘ったのが、徳山への戦力外通告だ。大阪桐蔭、早大を経て、2021年ドラフト会議で2位指名を受けた右腕は、昨季に1軍デビューすると、すべて救援で29試合に登板。防御率2.45をマークし、プロ初勝利も飾った。しかし、同年9月に腰の手術を受けた影響もあり、今季は出遅れ。ここまで1軍登板がなかった。
徳山は大阪桐蔭時代の3年春の2017年センバツで優勝に貢献。“大阪決戦”となった決勝は、今年のDeNAドラフト1位ルーキーで、当時は履正社のエースだった竹田祐と投げ合った。竹田も今季は調子が上がらずに苦しんでいたが、8月以降に頭角を現し、6試合の先発で4勝(1敗)。防御率1.69の安定感を誇り、クライマックスシリーズも勝ち進み次第では、出番が見込まれる。
8年前の記憶が今なお色濃く残るファンからは、「2017年センバツ決勝継投が見たかった」「竹田と徳山が明暗分かれる形に…」「いつか竹田徳山のリレーが見られるって信じてた」「ずっとライバルだった徳山選手と竹田選手が遂に同じチームになるんだ…ってなったのが個人的な感慨ポイントだったのに」とSNS上で残念がる声が相次いだ。“共闘”は叶わず、無情なコントラストが際立つ形となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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