“イチローを目指したい発言”のジャッジは24年前の天才安打製造機を超えられるか 凄まじい現状に見る「可能性」
ただ、今季のジャッジならイチローのようなタイプへの変貌も可能ではないだろうか。というのも、ここまでリーディングヒッターぶりを存分に見せつけているからだ。実際、5月終了時点の歴代安打数では、2001年のイチロー氏が叩き出した86安打に並び、現地時間6月1日のドジャース戦が終了した時点で打率.391を記録。年間安打数も単純計算ながら240.2本。これは、それこそ2001年にルーキーだったイチロー氏が記録した242本に迫る本数である。
恐ろしいのは、それだけのハイアベレージを残しながら、本塁打も年間58.6発ペースを維持している点だ。これはまさに完全無欠のジャッジの異能さを物語る結果と言えよう。
無論、順風満帆にいかないのが、世界屈指の舞台であるメジャーリーグだ。それでも、ロドリゲス氏に「言葉がないよ」と言わしめるジャッジであるならば、最終的にイチロー氏とボンズ氏の両方を兼ねたような成績を残すかもしれない。少なくとも、その可能性を期待せずにはいられない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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