「ジャッジは真のレジェンドではない」米識者が指摘 “リングなき主将”に厳しい現実

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ジャッジはまたもWS制覇には届かなかった(C)Getty Images

 今季、世界一奪還を目指しポストシーズンを戦ってきたヤンキースは、地区シリーズでブルージェイズの前に1勝3敗の成績で敗退が決定。2009年以来となるワールドシリーズ制覇はまたも実現とはならなかった。

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 ア・リーグ連覇も逃し、2026年も苦汁を味わうこととなったヤンキース。メジャー屈指の名門球団であるが故、不甲斐ない結果に対し当面は、チーム全体が地元マスコミなどからの批判にさらされることは想像に難くない。またその中でも、主軸を担ったアーロン・ジャッジには特に厳しい声が向けられているようだ。

 米メディア『Sports Illustrated』でヤンキースの記事を執筆するマイケル・ローゼンシュタイン記者は、プレーオフ敗退が決定するとともにジャッジに対する手記を綴り、同サイトが公開。タイトルとして、「アーロン・ジャッジは、ヤンキース史における真のレジェンドではない」と銘打たれている。

 ポストシーズンでの結果を受け、ローゼンシュタイン氏はヤンキースの中心選手であるジャッジに対し、「指にリングをはめるまでは、彼を『ヤンキース史上最高の選手の1人』とは呼ぶことは出来ない」と主張。また、ジャッジのレギュラーシーズンの内容にも目を向け、メジャートップとなる.331の打率や、56本塁打などMVP級の成績を称えながらも、「だが、問題はそこではない」と訴えながら、「ブロンクス(=ヤンキース)における成功は『タイトル獲得』ではなく、『ワールドシリーズ制覇の数』で測られる」と指摘する。

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