「ジャッジは真のレジェンドではない」米識者が指摘 “リングなき主将”に厳しい現実
さらに、ベーブ・ルースやルー・ゲーリック、ジョー・ディマジオといった、ヤンキースで複数回の世界一を経験してきた歴代のスタープレーヤーの名前を挙げながら、「優勝0回のジャッジをレジェンドと評価することは不可能」などと説明。
同メディアは、「仮に今すぐ引退したとしても、ジャッジは間違いなく『初回投票での殿堂入り選手』として認められるだろう」と見通した上で、「だがヤンキースという組織において、成功はクーパーズタウン(野球殿堂)やモニュメント・パークに刻まれる銘板の数では測られない」と論じており、「リング(=優勝)こそがすべてだ」と強調している。
今季のポストシーズン、ジャッジは.500の打率など例年以上のパフォーマンスをみせたものの、チームを次のステージへと押し上げることが出来なかった。ヤンキースのキャプテンはどのような優れたスタッツを残しても、“世界一”の座を掴まない限り周囲を納得させるには至らないのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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