ジャッジのMVPに異論を述べた米司会に非難轟々! ヤ軍野手も嘆き投稿「でもオオタニはMVPを2回も獲ってる」
そんな“怪物”の受賞に異を唱える識者もいる。米スポーツ専門局『ESPN』のコメンテーターであるスティーブン・A・スミス氏だ。
米スポーツ界への歯に衣着せぬストレートな物言いが何かと物議を醸すスミス氏は、自身がホストを務める討論番組「First Take」で「彼は称賛に値するよ。でもね、ソトを後ろに立たせていることが、今年大活躍した一因なんだ」と指摘。さらに「私の言ってる意味が分かります? 相手はソトが控えているからジャッジに投げなければいけない。ジャッジが彼らしくあることを助けている」と続け、“MVP級の活躍は味方の存在があってこそ”と言わんばかりの持論を展開した。
しかし、実際のヤンキース打線は、ほとんどの試合でソトが2番で、ジャッジが3番という並びが固定化されている。ゆえに同氏の発言は“的外れ”と言わざるを得ない。
当然、ヤンキース・ファンを公言するまさかの指摘に野球ファンは猛反発。X上で「野球を見ていない」「誰もこの愚か者を正さない」「道化師の言うことは聞かない」と批判が殺到。さらにヤンキースに所属するジャズ・チゾムJr.からも「それでもオオタニはMVPを2回も獲っているから、関係ないと思いますよ! サー!」と皮肉交じりの指摘を受ける始末だった。
もはや確信犯的にこうした騒動を起こしている感すらあるスミス氏。ただ、今回はジャッジのMVPの可能性を間違った見識で論じたために、野球ファンから見過ごされなかったようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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