調子を上げるジャッジに「残された課題は1つだけ」 “10月のプレッシャー”に打ち勝てるか「すべてを台無しにする可能性はある」
ジャッジは昨年のリベンジを果たせるだろうか(C)Getty Images
レギュラーシーズン最終盤を迎え、ヤンキースのアーロン・ジャッジが調子を取り戻して来ている。現地時間9月15日、今月第2週における、ジャッジの週間MVP選出が発表された。1週間で本塁打5本をマークし、打率は4割を超えるなど、シーズン序盤戦の好調を彷彿とさせるパフォーマンスを披露した。
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チームもア・リーグワイルドカード首位につけており、ポストシーズン進出を目指す上でも、主砲の復調は頼もしい限りだ。8月の不振を克服したジャッジが、残りのレギュラーシーズンでもこのままの打撃を維持することを、多くのヤンキースファンも願っているはずだ。
一方で、米国内からは、すでにジャッジの“その先”を見据えての意見も聞こえてきている。スポーツサイト『FANSIDED』が9月15日配信のトピック内で、「ジャッジはまさに絶好のタイミングで調子を上げている。多くの野球ファンが(当然だが)彼の話題にうんざりしている中でも、彼は再び自分の偉大さを示してみせた」と現在の活躍を称えている。
また、夏場まで話題となっていたマリナーズのカル・ローリーとのMVP争いも、「接戦に見えたMVP争いは事実上決まったように見える」と指摘。後半戦でのレイリーの各指標などの落ち込みを理由として、「ジャッジ優位」を強調する。






