異例の9000万アップ! 元阪神助っ人が韓国球界で評価される理由「異国の文化を象徴することを知っている」
ウィルカーソンは苦労人でもある。阪神入団前にはトミー・ジョン手術の影響もあって苦しんだ。2016年には食品会社の冷凍食品部門で夜間労働に従事。その働きぶりは「内部で正式に昇格話が持ち掛けられるほどだった」(米紙『Boston Herald』より)。
幾度となく困難を乗り越えてきた34歳の彼にとって今はまさに最高の瞬間と言えるだろう。再契約に際して、球団の公式サイトで「韓国でキャリアを続けられて嬉しい。チームの目標である優勝に向かって走りたい」と語ったウィルカーソン。彼が勝負の新シーズンでいかなるパフォーマンスを見せるかは注目したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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