オリックス AJ弾 瀬戸際の一発で残留アピールなるか
「SMBC日本シリーズ2021」第5戦(25日・東京ドーム)はシーソーゲームをオリックスが6―5と勝利。9回に代打で出た助っ人、アダム・ジョーンズ外野手(36)の決勝ソロホームランで試合を決めた。オリックスはこれで2勝3敗とし、地元の神戸へ戻れることになった。
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値千金の一打だ。チームは8回にリリーフのヒギンスがヤクルト・山田に3ランを浴び、試合を振り出しに戻していた。5―5で迎えた9回。代打として先頭打者で打席に入ったジョーンズは、マクガフの甘く入った球を完璧に捉え、左翼席へ決勝アーチをかけた。
「すごくいいホームランだった。ボール球に手を出して凡退が続いていたので、いいボールが来たら打とうと思っていた」と振り返り、こう続けた。「絶対に終わらせない気持ちだった。自分のようなベテランは野球がひょっとしたらこれが最後になるかもしれない、という状況。勝ってもう1試合というところは考えていた」とこの打席に賭ける思いを明かした。
メジャー通算282本塁打で鳴り物入りで入団した大物助っ人も昨季は12本塁打、打率258と期待を裏切り、2年目となった今季も代打としての起用が続いていた。2年8億円の大型契約を結んでいることもあり、去就は微妙となっている。