「ありがとうな」岡田監督の"最後のつぶやき"に反響止まらず! 「一生語り継ぐ」「2人の絆が熱すぎる」
ワンサイドゲームとなる中、代打の神様が意地を見せたが、これには戦況を厳しく見守る場面が多かった指揮官も笑顔を見せた。
ダイヤモンドを1周した原口と右手を合わせた岡田監督は小声で「ありがとうな」と、声を発しているように見える。この言葉を聞いた原口も涙ぐんでいた。
2019年に大腸がんを発症し、今年1月に完治を報告した原口は岡田監督復帰シーズンの昨季、チームで初本塁打を放ったことで知られる。
要所の勝負強さ、ナインを盛り上げるモチベーターとしても知られ、岡田監督も頼りにしてきた。
このシーンが「DAZN」のXやスポーツ番組で流されると、SNS上でも「涙が止まらない」「一生語り継ぐ」「感動した」「岡田監督、ありがとう」「2人の絆が熱すぎる」「胸アツすぎる!」など、阪神ファンの間で反響が拡がっている。
岡田監督は最終戦となった13日の試合後に昨季日本一となったチーム、ナインへの苦言をあえて語った。すべては未来の常勝軍団を願うからこそ。チーム再建に深い愛情を注ぎ続けた名将がまた一人、去ることになった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】【阪神】嵐のオフ再び 終戦したチームで厳冬更改必至 注目集める「泣く人、笑う人」
【関連記事】阪神に訪れた“困ったとき” 「コーチ未経験」でも藤川球児新監督の電撃招聘が「必然」と考えられる理由
【関連記事】勇退する岡田彰布監督も問い続けた 寂しい終戦を迎えた阪神はFAイヤーを迎える「捕手問題」にメスを入れるか