中日のロマン腕、根尾昂の本格覚醒をめぐって球界OBの考察「ちょっと環境を変えたほうが」
その後の登板機会は与えられず、シーズンを終了している。
投手転向3シーズン目となっても、球のばらつきも多く、フォームも固まっていない。未だ道半ばの根尾の今後に関して高木氏は「投手でいいのか、野手でいいのか。俺は野手だけどね」と以前から持論として語っている野手に専念したほうがいいとの見方を示す場面も。
一方で投手として飛躍を目指すのであれば、ピッチャーの育成にたけているロッテやオリックスといった球団名を挙げながら、特に選手の背中を押す起用でも知られる吉井理人監督、来季からは日本ハムで経験を積んだ建山義紀コーチも合流するロッテを移籍先として勧めながら、「ちょっと環境を変えた方が新鮮味が出るし、いいのかなと思うよね」とコメントした。
自身ができる努力にも「聞きにいくことはできるから」と、多方面からのアドバイスを求めることも大事とした。
動画内ではほかにも環境を変えてあげることで伸びそうな選手の名前をあげている。
根尾にとっても来季は高卒7年目シーズン、一定の結果が求められる時期にきている。背番号「7」から変更となることもすでにアナウンスされているとあって、いかに成長曲線を描いていくのか。今後も注目の選手となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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