人生を激変させた一本の電話 ド軍31歳の明かしたトレード移籍の真相「『本気で言ってる?』って。信じられなかった」

タグ: , , , 2025/12/10

合流直後に不安を払しょくしたナイン

 ただ、合流後、ドジャースナインは不安を払しょくした。

「待ち受けるものが何かは分からなかった。史上最高の選手たちがいるロッカールームに入るぞと入っていくと、彼らは素晴らしい歓迎をしてくれた。『君のプレーもスタイルも大好きだ』と言ってくれて、『それをやってくれたらいい。それ以上は求めない』と説明してくれたんだ。おかげで、僕は自分らしくいられたし、自然体でプレーできた。とにかく溶け込みやすかった」

 役割も明確になったというコールは、移籍後は38試合に出場し、打率.247、2本塁打、5打点をマーク。時に守備固めとしても起用され、ポストシーズンでもドジャースのために奔走。数字上は目立った成績を残せなかったが、球団史上初となるワールドシリーズ連覇を下支えした。

 ドジャース移籍を「本当に特別なことだった」と振り返ったコールは、人生を変えた出来事に、こう想いを馳せている。

「とにかくドジャース移籍で『自分の子ども頃の夢を実現できる』と思った。それがワールドシリーズってやつで、自分が夢見てきた舞台、そしてチャンスが目の前に舞い込んだんだ。だからどんな形でも貢献する準備だけはしていた。でも、(ワールドシリーズの)第5戦に先発した時の打順表は後で貰ったんだ。

 だって、ショウヘイ・オオタニ、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミス、そして僕だ。あそこに自分の名前が記されていることが本当に信じられなかった。今考えるだけでも最高だ。あれだけは誰にも奪えることのできない僕の人生における大事な1ページだ」

 いまや貴重なマルチロールとして欠かせない存在となったコール。3連覇が懸かる来季も彼のいぶし銀の活躍が重宝される時が来るだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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