亡命の過去持つ父を「誇りに思う」 米フィギュア女子金のリウが家族への想いを告白「父に信念があるように、私たちもそうやって生きてきた」
ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを手にし、お茶の間を沸かせたリウ(C)Getty Images
この冬に開催されたミラノ・コルティナ五輪の閉幕からおよそ2週間。フィギュアスケートの団体戦と女子シングルで金メダリストとなったアリサ・リウ(米国)は、奇抜なヘアスタイルと天真爛漫なキャラクターもあいまって、米国内でも「時の人」として扱われ、各メディアで引っ張りだこの存在となっている。
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そんな弱冠二十歳の天才が、これまで多くを語ってこなかった父への想いを明かした。ファッション誌『VOGUE』の姉妹誌で、10代向けのオンライン誌である『Teen VOGUE』において「父は芯がしっかりしている人」と語った。
父アーサー氏は激動に時代を生き抜いた人物でもある。中国人民解放軍が民主化運動を弾圧した1989年の六四天安門事件に関与したことで国を追われ、米国に亡命。カリフォルニア州オークランドに移り住んでからは、カリフォルニア大学のロー・スクールを卒業。努力の末に弁護士になった。
米国で成功を掴んだアーサー氏が、40歳の時に匿名の卵子提供者から卵子をもらい受け、代理母の力を借りて2005年に生まれたのが、リウだった。彼女には、他に4人の「きょうだい」がいるが、いずれも卵子提供の末生まれたという。
そんな特殊な家庭事情の中でも教育熱心だったアーサー氏のサポートの下で5歳からフィギュアスケートに取り組み、才能を磨いてきたリウ。ネット上で誹謗中傷のタネともなることから彼女が父のことに触れる機会は多くなかったが、『Teen VOGUE』で、親子関係について言及した。







