ド軍指揮官は不振の“9番打者”に「その責任を負わせることは考えられない」PS打率0割台でも起用し続ける理由
打撃不振のパヘスを起用する理由をロバーツ監督が語った(C)Getty Images
ドジャースのアンディ・パヘスがポストシーズンを通して苦戦を強いられている。レギュラーシーズンは156試合で打率.272、27本塁打、86打点を挙げた右打者は、大舞台で打率0割台に低迷している。こうした現状をデーブ・ロバーツ監督は冷静に見つめている。
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ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、ロバーツ監督が「24歳の彼への信頼を持ち続けている」と指摘。パヘスは今ポストシーズン12試合で43打数4安打の打率.093と低迷しているにもかかわらず「ドジャースのセンターとして先発出場している」と伝えている。
ロバーツ監督はパヘスを起用し続ける理由として「私が彼に求めているのは、質の高い打席を送り、出塁し、3ボール2ストライクの勝負球をものにすることだ。彼は非常に堅実な守備をしており、それが彼を起用し続ける大きな理由の一つだ」と話したという。
さらに「9番打者として起用しているから、彼に攻撃を引っ張っていくことは期待していないが、それでも貢献者であってほしいと思っている。他の決断も考えたし、注意深く見守っている」と述べ、「パフォーマンスの一貫性にある種の向上が見られる必要がある。だから、変更を決定するときがくれば、まだ決めてはいないが、留意している」と、スタメンから外す可能性も示唆していた。






