「すべて台無し」エ軍専門サイトが大谷翔平の引き留めに失敗したオーナーの“言い訳”を大糾弾!「7億ドルの融資をする価値はあったのに」
日夜エンゼルスのありとあらゆる情報を発信している米専門サイト『Halo Hangout』は「一見無害で、偶然の産物かもしれない発言でモレノはMLBファンの全員が知っていたことを公に認めた」と指摘。「おそらくスポーツ史上最高の選手であるオオタニと契約するために必要な資金を投じないのなら、スポーツオーナーである意味があるのか。この球団のファンなら分かるだろうが、彼が気にするのは収支だけ。つまり自分が儲けているかどうかだ」と批判する。
「直面した問題には正面から取り組まず、先延ばしにしてすべてを台無しにする。乱世の真っ只中にある老いた王のように自分の権力にしがみつく。球団を愛しているのは事実だが、2003年に買収してからエンゼルスの評価額が飛躍的に上昇しているにもかかわらず、自分の富を何よりも愛している」
モレノオーナーの独善的な態度に切り込んだ同サイトは、争奪戦を展開した他球団にも大谷側から提示されていたという後払いに応じていれば、再契約は可能だったではないかとも指摘。「モレノは金額にギャップがあったと語っているが、後払いを考慮すればそんな言い訳は通用しない」と、怒り交じりに贔屓球団の“御大”を断罪した。
「オオタニが球団にもたらす幾多の恩恵は計り知れない。彼に対して7億ドルの融資をする価値はあったのにしなかった。モレノは先日、25年シーズンに向けて年俸を増やす計画があると語った。これは実りのない、無駄な行動だ。もうオオタニはいないのだから。このオーナーシップの下では、エンゼルスは今後何年も埋もれてしまうだろう。もはやモレノの言葉は風のように軽い」
MLBワーストの10年連続でポストシーズン進出から遠ざかっているエンゼルス。こうした現状からオーナーシップによる抜本的な改革が求められるのは明らかだが、現体制ではそれも期待できず……。かつての黄金期を取り戻すのにはいまだ時間を要しそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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