助っ人移籍最前線 DeNA30歳助っ人左腕は争奪戦必至か 光る1.83、虎キラーぶりも話題 球界屈指の助っ人布陣…「色々、大きく動きそうだな」
ケイはここまで防御率1点台と安定したパフォーマンスが光る(C)産経新聞社
各球団、レギュラーシーズンが残り20試合を切った今、ひそかに注目となっているのは各球団の助っ人移籍戦線にもある。
力のある助っ人がオフに他球団に移籍するというのは恒例とあって、早くもオフシーズンをめぐって各球団の水面下の駆け引きも注目される。
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その意味で熱視線を向けられているのは先の阪神戦で好投したDeNA助っ人左腕、アンソニー・ケイにもある。
9月9日の阪神戦(甲子園)に先発したケイは7回3安打無失点と快投。今季は対阪神に試合前までの6試合で防御率0.68と完ぺきに封じ込めていたが打線の援護に恵まれず、なかなか勝ち星がついていなかった。
しかしこの試合は自らで2点適時打を放つなど、攻守で奮闘。球団の外国人左腕では最多となるシーズン8勝目をマークした。
シーズン防御率1.83(12日現在)は現在リーグ3位、先発ローテーションをしっかり守れるタフネス左腕はどの球団も欲しいピースとあって、このままでいけば助っ人移籍戦線でも、同球団で12日のヤクルト戦(神宮)で10勝目をマークしたばかりのアンドレ・ジャクソンとともに、去就が注目されている。
球団ではジャクソン、ケイ、救援ではローワン・ウィック、打線ではタイラー・オースティンと強力な助っ人陣がチームの強みともなっている。ファンの間からも「何とか、残留して欲しい!」「大きく動きそうだな」「フロントが頑張ってほしい」と様々な声が飛んでいる。






