なぜWソックスは最大31億円の高額契約? 元DeNA助っ人ケイのMLB復帰を生んだ横浜での“変化”「以前とは全く異なる投手」
実際、米メディア内でも日本からの“逆輸入”を果たすケイの契約は小さくない注目を集めている。『MLB Trade Rumors』は「彼が以前にMLBで何を成し遂げたかは、今回の新たな年俸契約にはほとんど影響をもたらしていない。彼は以前とは全く異なる投手であり、ホワイトソックスは、横浜での変化が、メジャーリーグに戻った時により良い結果をもたらすと確信している」と指摘。NPBでの成長が最大3年2000万ドルの契約に至った背景であると説いた。
「いかなる契約にもリスクは付き物だ。ただ、この価格帯であれば、再建途上にあるホワイトソックスにとって非難の余地は少ない。仮にケイが好投すれば、トレード交渉の材料として利用できる。逆に苦戦が続いたとしても、ホワイトソックスは1シーズンあたり500万ドルという比較的控えめな金額を失うだけだ。もちろんケイにとっては人生を変えるような契約だが、チームにとっては小規模な賭けと言える」
果たして、日本球界で培った投球術をいかにメジャーリーグの舞台で発揮するか。ケイの投球に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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