383億円男との“史上最悪契約”の解消がエ軍再建の旗印? 米メディアが「理想的」とする和製大砲獲得を提言
球団にとっての「賢明な道は…」
無論、“競争”は必至だ。すでに30球団との契約可能選手として公示されている村上を巡っては、ヤンキース、メッツ、ドジャース、レッドソックスなどの獲得が囁かれ、実際に水面下での交渉はし烈を極めると見られている。
近年は下位に沈んでいるエンゼルスが、強豪球団との争奪戦を制するためには、相当なオファーをかける必要がある。しかし、レンドンのバイアウト契約が成立すれば、「FA市場に回せる資金がほぼ倍増する可能性がある」と論じる『Halo Hangout』は、こう続けている。
「おそらく球団にとって最も賢明な道は我慢。レンドンとの契約が終わり、多くの高年俸選手がFAとなる来オフまで耐えることだ。しかし、仮にレンドンのバイアウトによって3000万ドル以上の資金を追加できるなら、エンゼルスはスーパースター獲得の有力候補として注目される数少ないチームの一つとなる。今年の移籍市場には、若くて、高額な選手が数多く存在する」
「ただ、近年のエンゼルスは、将来有望な左打ちの強打者を切実に必要としている。そうなると、ムラカミの将来性やポテンシャルは球団に合致する。レンドンの後継者としてはムラカミこそが理想的と言える」
もはや“不良債権”と化していたレンドンとの関係性を解消し、チーム予算を清算しようと動くエンゼルス。大物獲得を画策するチームの行く末に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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