なぜ侍ジャパン先行発表8人に種市篤暉は選ばれたのか、WBCだからこそ欠かせない種市に託したい「重要な役割」とは
そこで必要とされるのが「第2先発」と言われる存在。先発投手が球数制限で降板後も、2番手以降で長いイニングを投げる投手が必要不可欠となる。
大谷が投手としてどの程度起用できるかは未知数だが、菊池と、他にドジャースの山本由伸の招集も有力視されている。さらにカブス・今永昇太、メッツ・千賀滉大、オリオールズからFAとなった菅野智之の名前も最終候補には残っている。これらメジャー組が招集されれば先発を任されることになるが、「第2先発」の軸として種市は指名された格好だ。
「2023年もサポートメンバーとして選んでいただき、強化試合などで登板する素晴らしい経験をさせていただいた。その時、チームに特別な空気、緊張感を感じました。次は僕がメンバー入りしたいと思いながら、これまでの日々を過ごしてきました」
侍ジャパンを通じて種市はその喜びのコメントも発表した。背番号はロッテで背負う16は大谷に譲り、チームではファンの番号として欠番となっている26に決まった。
「マリーンズの代表として、日本野球の代表として、チームの勝利、世界一連覇に貢献したいと思います」
そう意気込んだ27歳の右腕。同じ東北地方出身で、ロッテ時代に弟分だったドジャース・佐々木朗希は今回選出されない方向だが、連覇には欠かせない大事な役割を見込まれての、先行発表の名誉となった。潜在能力の高さも認められる右腕が世界を相手にどんなピッチングを見せるのか、注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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