戸郷復活こそ最大の「補強」 桑田元二軍監督の“置き土産”「支配下に最も近い男」にも期待 巨人の2026年開幕ローテ予想
育成の園田も力強いピッチングが注目されている(C)産経新聞社
首位・阪神とは15ゲーム差の3位に沈んだ今季の巨人。来季は就任3年目を迎える阿部慎之助監督のもと、V奪回はできるのでしょうか。
カギを握るのが先発ローテーションの充実です。スポーツ紙のデスクは今季の「V逸」の要因について、こう分析します。
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「確かに4番・岡本和真選手の負傷離脱は大きかったですが、先発ローテーションが機能しなかったことも大きな原因でしょう。2024年に15勝3敗の成績を残した菅野智之投手のメジャー挑戦に伴う戦力ダウンがあったのと、エースになるべき戸郷翔征投手の不振が長引き、二軍降格を余儀なくされたのも痛かった。結果的に8勝9敗、防御率4.14とまとめましたが、来季は『戸郷復活』こそが最大の『補強』であるとも言われています」
そうなると、開幕ローテはどのような青写真が描けるのか。前述のデスクに予想してもらいました。
「戸郷投手の復活は前提として、山崎伊織投手とのWエースはしっかりやってもらわないと困るレベル。ここに新外国人の201センチ長身右腕・ウイットリー投手が加わる。今季は3Aで12試合に先発していますから、そこそこやってくれるでしょう。グリフィンの退団によって手薄となった左投手では、昨季8勝と実績のある井上温大投手、さらにはドラフト1位ルーキーの竹丸和幸投手に託したい。『残り1枠』は経験値に優れた赤星優志投手や横川凱投手、殻を破って欲しい西舘勇陽投手、森田駿哉投手、レジェンド・田中将大投手の争いになりそうですが、もう一人、期待のホープがいるんです」





