批判は「本当に腹立たしかった」 パリ五輪を騒がせた“0点パフォ” 誹謗中傷も受けた豪ブレイキン選手が胸中激白

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「私は2020年と2022年、そして2023年にオーストラリアのBガールによる大会でトップだった。だから記録はある。だけど、バトルでは何が起こるかわからないと知った。ブレイクダンスのコミュニティが批判を受けたことは申し訳なく思うけど、人々がどう反応するかまで私にはコントロールできない」

 きっぱりと持論を語ったガンは「世界チャンピオンになるチャンスを得るには、オーストラリアの業界にもう少しオープンな場が必要」と主張。そして、自身のパフォーマンスに対する誹謗中傷を含めた批判に反論している。

「オリンピックのために私は一生懸命にトレーニングした……。本当に身体も心も使ってトレーニングしたんです。でも、それが十分でないとしたら、私は何を言えばいいの? それに批判的な反応の多くはブレイキンや多様性にあまり馴染みがないことに起因しているものだった。

 とくに代表選出が陰謀だとする説は酷かったし、本当に腹立たしかった。そういう人たちはブレイキンを理解していない人たちだけではなく、私のパフォーマンスの意味を理解せずに怒っていた人たちもいた」

 今後については「私は大丈夫。生き残ります」と笑顔で語った。37歳は、批判にもめげず再出発を誓っている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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